6月中にFAX廃止!河野行政改革大臣が指示

FAX廃止 河野 時事 /Current event

6月中にFAXを原則廃止するよう河野行政改革担当相が各府省に指示したというニュースを見ました。

個人的には「やっとFAXがなくなってくれる!!!」という思いでいっぱいです。

昨年から始まったコロナ禍のテレワーク推進で行政もいろいろと策を打ち出してきています。

ハンコ廃止でかなり出社の縛りから解放された方も多いのではないでしょうか。

昨年11月ごろに河野大臣が「ハンコの次は紙やファクスの廃止」を表明されていて期待していたのですが時期は未明でしたよね。

お役所はファクスが大好きです。中央官庁だけでなく地方行政、学校、裁判所などファクスが多く使われています。民間や個人ではもう使ってませんよね、ほぼ…。

河野大臣は他国の大使に「自分の国ではFAXは博物館にあるが、日本では現役で毎日使われているのか」と言われたエピソードを以前紹介されていました。

このデジタルトランスフォーメーションの時代にFAXを使い続けているとさらにガラパゴス化が進みます、FAXは黒電話と並んで歴史博物館に展示しましょう。

お役所がFAXを好むのには背景があり、紙ベースでの保管・管理を基本に捉えているからです。

FAXであれば紙として残るのでわざわざPDF化したり、送られてきたファイルを印刷する手間が無いからだそうです。

これは今向かっているDXの方向性と真逆の動きです。

また、メールでの送受信にすると誤送信や個人情報などセキュリティーの問題もあるなどで結局FAXをそのまま使い続けて今に至っているのです。

6月末で原則廃止というクリアな期限ができたことで、少なくともPMDAからの照会事項がFAXで送られてこなくなることは、業務改善になります。

受け取りに行かなくてもよいのでテレワーク推進になり、受け取り後のスキャンも不要、文字が読みづらいなどの問題(地味に結構悩まされました)もなくなるので助かります。

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