外資系で働いていて感じる地域により異なる夏季休暇の流れ

summer vacation 時事 /Current event

毎年6月半ばくらいからヨーロッパでは夏の気候になり、働く仲間たちのバカンスが近づいてきてうきうきした感じが伝わってきます。

今年はワクチン接種が進んだこともあり、ワクチンパスポートを取って抗体検査も大丈夫だったからギリシャに行く、なんて仲間もいます。

でもそのころ日本は梅雨で毎日雨。夏休み気分にはまだ程遠いのです。

そして日本でようやく梅雨明けして暑い夏がきたなーと感じる7月末ごろにはヨーロッパの仲間はみなバカンスに旅立っていて1・2か月ほど音信不通になります。

グローバルチームとの共有フォルダに各々の夏季休暇を記入する表があるのですが、この表が1週間単位の表となっているんです。

こんな感じに。

2-6 Aug.9-13 Aug.16-20 Aug.23-27 Aug.
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この表に各自の夏休みの予定を”X”マークで入力していくのですが、ヨーロッパ地域のメンバーはみんな3~4週間は当然のようで、連続して3つ4つ”X”印をつけていきます。

さらには、6月に2週間、8月に4週間と2回取るつわものも。

日本人の自分はがんばってもお盆前後に1~2週間休むのがせいいっぱい。いつかこの”X”を4つ連続してつけてみたいものですが…

あとは9月のシルバーウィークに夏休みを取るパターンもありますよね。

でもヨーロッパで9月はもはや夏ではないらしくSummer Vacationの表に9月が含まれていたことはありません…

あと、中国チームもそんなに長い休暇を取っていないようで、アジア地域とヨーロッパ地域のメンバー間でギャップがあり、東洋と西洋の文化の違いを感じます。

この長い夏季休暇の間は、グローバル間のメールやり取りやオンライン会議や変更管理などの案件が減って凪のようになるので、たまっていたタスクや情報収集や教育訓練などを自分のペースでこなすことができるので助かっています。

そして最近の温暖化による酷暑もあるのでお盆の時期あたりに滋養を取りながら身体を休ませつつ夏を乗り越えます。

8月末くらいになるとFull chargeされた仲間たちが戻ってきてグローバルタスクの荒波にのまれること必至なので…

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